今回は久しぶりにMagic The Gatheringネタで行きます。
あと数日で新セットの「兄弟戦争」がリリースされますね。
今回久々に試してみたい!と思えるカードがいくつかあったのでそのカードを使用したデッキを考えてみたいと思います。
本命はミシュラなんですが、構築が難しそうなのでまずは手軽に考えられそうなこちら。
はい、《ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor》です。
下の能力はともかく上の能力が普通に強そうですね。
今まで黒単はラクドスの下位互換みたいな構築になりがちだったのですが、これを軸に考えることで独自の路線が切り開けそうです。
ちなみにラクドスだと《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》にスロット取られるのでギックスの出番は無いのではないかと思います。
では早速考えたデッキがこちら。
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4《進化した潜伏工作員/Evolved Sleeper》
4《暮影の騎士/Knight of Dusk's Shadow》
4《しつこい負け犬/Tenacious Underdog》
4《ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor》
3《墓地の侵入者/Graveyard Trespasser》
4《ファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorger》
3《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》
26 creatures
3《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4《喉首狙い/Go for the Throat》
2《冥府の掌握/Infernal Grasp》
9 spells
1《見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire》
4《ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry》
20《沼/Swamp》
25 lands
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サイドは割愛。
テーマは威迫クリーチャーで殴ってギックスで引こう!です。
ギックスが存在するため攻撃を通しやすい威迫の価値が上がったと思うので、積極的に採用。
特にこれなんかは典型的な価値の上がったカードじゃないでしょうか。
2ターン目これ、3ターン目ギックスでこれの攻撃はほぼ通るだろうから1ドローできる、と。
これがこのデッキの黄金ムーブの1つかと思います。
新人もなかなか活躍しそうなスペックしてますね。
正直威迫が無ければ墓地の侵入者の方が強いと思ってますが、威迫があるのでこっち優先かなと思います。
侵入者も強いんですけどね、3マナデブになりそうなので何かは削らねばならないのです。
ちなみに2マナの新人で《苦難の影/Misery's Shadow》と言うのもいるんですけど、能力はイケてるのですが2ターン目にこれだして3ターン目にギックス出してこれ殴れるか?となると多分相手の場にブロッカーがいて殴れないと思うんですよね。
やっぱりこのタイミングで殴れないクリーチャーはギックスデッキとしては価値が1つ下がってしまうかなと。
スペルは全部除去なのですが、期待の新人が入りましたね。
アーティファクトクリーチャーの採用数はそれほど多くはないでしょうから黒の標準除去はこれに決まりになりそうですね。
とは言え冥府の掌握も少し入れておいた方が良いとは思います。
《切り崩し/Cut Down》は当たるクリーチャーが環境にどれだけいるかってところですよね。
ギックスが流行るようならギックスを殺せない切り崩しの価値は下がるでしょうし、軽量アグロが流行るようなら数枚採用されるんだろうなと思ってます。
そう言えばこのデッキ《絶望招来/Invoke Despair》を採用しないでリリアナにしてます。
序盤に盤面構築してギックスで引きまくれる状態にするのが重要だと思うので軽量の除去の方が価値が高いかなと思います。
土地はこの辺でしょうか。
実は存在を忘れてました。
オリジナルの《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》も性能には遠く及びませんが、現スタンダードでは入れ得の類かなと。
オリジナルに対して全体的にコストアップしてますし、攻撃しているものしか強化できず、ブロックして自身をパンプと言う運用が出来ないのが結構辛いですね。
ちなみにオリジナルはこちら。
とりあえず黒単はこんな感じで始めてみようかと思います。
次回は赤黒ミシュラを考えてみます。