中学二年生の主人公の女子中学生が文字通り中二病を拗らせたような性格をしており、カッコよく自殺をすることを決意する。
ただ、カッコよく死ぬためには他人の手が必要で同級生のちょっと変わり者な男子を巻き込み計画を進めていく物語です。
個人的には主人公の小林アンの考えていることがまんま今の自分に近くて物語に没入しました。
勿論自分はアンのように「死にたい」とまでは思わないのですが、今生きてるこの場所に強烈な違和感やくだらなさを抱いていると言う点ではかなり共感できました。
巻き込まれた男子中学生の徳川は初登場時はちょっとサイコパス気味な感じでありますが、徐々に人間性が描かれていき普通の中学生とまでは言いませんがそれなりに理解出来る人間になっていきます。
この二人の計画は未熟でそのやり取りの様は見ている方が恥ずかしくなるような面もありますが、そこが逆にデートっぽく見えたりもしてとても微笑ましいです。
最後もとても温かく救いのあるものになっていて、お気に入りの作品の一つですね。



