2021/02/07

【MTG】カルドハイム リリース初週雑感

 「カルドハイム」がMTG Arenaでリリースされて1週間少々が経過した。

自分もスタンダードだけだが色々試してみたので、その雑感を記載しておく。

まず始めに試したのはビッグレッドだった。

《黄金架のドラゴン》を試してみたかったからだ。

結果は10戦程度やって勝率5割少々と芳しくなかった。

火力での対処に限界を感じ《無情な行動》《絶滅の契機》のためにタッチ黒したバージョンで勝率6割少々とまぁまぁだがまだ物足りない成果ではあった。


次に試したのはイゼットテンポだ。

こちらも同じく勝率5割少々で、カウンター系のデッキの宿命ではあるが相手の動きとの噛み合いが悪いと一気に死ぬのが気になってしまった。


次は黒単コントロールだ。


ビッグレッドタッチ黒をやっていて、これなら黒単で良いのでは?と思って始めて結構熱を入れて調整していたが、結果は20戦ちょっとやって勝利5割少々で今一だった。

クロックがないので一度盤面制圧しても相手に再構築の時間を与えてしまい、最終的にこちらのリソースが枯れて負ける、と言うのが大体の負けパターンだ。

なのでこれよりはビッグレッドタッチ黒の方が良いなと言う結論に達した。


ナヤアドベンチャーも試してみた。

メインには白のアドベンチャークリーチャーは採用せず、グルールタッチ《スカルドの決戦》の形だ。

10戦弱やって勝率4割と全く芳しくなかった。

スカルドの決戦は対アグロに今一で、特に置いた返しに《エンバレスの宝剣》で致命傷、がよくあるパターンであまり使う気になれなかった。


後は緑単アグロも試した。

赤系のデッキが流行っているので、サイズで勝る緑単は優位に立てるのでは?と言う発想からだ。

結果は勝率5割程度で今一。

1,2マナにまともなクリーチャーが少なく、動きがもっさりしすぎてアグロには付いてこれず、コントロールには間に合われるという微妙な結果で早々に見切りを付けた。


ラクドス系も試したが、これも動きがもっさりしていて良いところが無いように感じたので早々に終了。


そして試したのが下記の赤単である。


こちらは戦績上々で、開始10戦程度で勝率8割位で明らかに他のデッキより感触が良かった。

アグロはスカルドの決戦の採用でリソース勝負にシフトしていたりして、環境が全体的にややスローダウンしており、赤単的にはチャンスなタイミングだと思っていたのだが見事に当たった。

現在50戦弱やって勝率7割なのでまぁまぁではある。

一時はミシックで4位まで行ったが、突如負けだして今は90位くらいになってしまった。

メインはこの形で満足で、サイドも結構練りこんだ。

緑系には若干負けやすいので手厚く確保している。


現時点の想定サイドボーディングは下記だ。

・vs グルール/ナヤ/緑単

out:火刃の突撃者4、リムロックの騎士4、エンバレスの宝剣1

in:焦熱の竜火2、魂焦がし2、アクロス戦争3、黄金架のドラゴン2

サイド後は相手の除去が増えることもあって役に立ちづらい小型クリーチャーを抜いて対処するカードを増やす。

また、追加の勝ち手段として黄金架のドラゴンを追加し、除去コンしながらこれかエンバレスの宝剣で勝つプランを取る。

本当はエンバレスの宝剣は減らしたくないが、これ以上クリーチャーを減らすわけにはいかないので1枚だけ抜く。


・vs イゼットテンポ

out:火刃の突撃者4、リムロックの騎士2、エンバレスの宝剣2

in:レッドキャップの乱闘2、灰のフェニックス4、黄金架のドラゴン2

相手の黄金架のドラゴンを1枚で対処できるレッドキャップの乱闘は採用。

リソース勝負で負けないために、脱出持ちである灰のフェニックス、着地できればカード1枚では対処できない黄金架のドラゴンの追加分を入れる。

こちらのクリーチャーはガンガン死ぬためエンバレスの宝剣の信頼度が下がるため数を減らす。


・vs ローグ

out:火刃の突撃者4、エンバレスの宝剣2

in:焦熱の竜火2、灰のフェニックス4

ひたすら展開していけば何となく勝つ印象で、灰のフェニックスのために最も役に立ちにくい火刃の突撃者を抜く。


・vs ラクドス

out:火刃の突撃者4、リムロックの騎士4

in:焦熱の竜火2、灰のフェニックス4、黄金架のドラゴン2

2回当たって2回とも負けているのでテコ入れが必要な相手ではある。

とりあえずエンバレスの宝剣でのゴリ押しを狙うしかないような気がする。


・vs ボロス

out:リムロックの騎士4

in:焦熱の竜火2、アクロス戦争2

5回当たって4-1なのでこちらが有利と踏んでいる。

火刃の突撃者が最も有効に作用する相手だ。

《光輝王の野心家》に除去を合わせられないパターンと《歴戦の神聖刃》をどうにも出来ないパターン位でしか負けないので、そこだけケアする。

《魂焦がし》は破壊不能を無しにするため、これも採用したいところだが抜くカードも無いので迷いどころではある。


以上が赤単の内容である。

本当はこのデッキでミシック1位を取りたかったが、風向きが悪くなってきた気もするのでここらでまたビッグレッドの調整を再開しようと思っている。

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