2021/06/22

【MTG】Historic Izzet Phoenix(6/22)

 今回は久しぶりにMTGの話題。

基本的にTwitterで記録しているのですが、長文を書きたい気分の時はこちらも活用していこうかと。

さて、今回はヒストリックのイゼットフェニックスについて。


イゼットフェニックスとは?

端的に言うと《弧光のフェニックス》を軸にしたイゼットカラー(青赤)のスペル連打系デッキです。


こいつがエース

何度除去られてもスペルを3回唱えれば戦闘フェイズの開始時には戦場に戻るこのフェニックス。

これを生かして攻防を行う変則アグロデッキです。

ラヴニカのギルドがリリースされた当初のスタンダードからずっと好きで使ってましたね。

不遇の時代もあったのですが、現在は多くのカードを得てトップメタの一員です。

元々はフェニックスへの依存率が高く、《航路の作成》や《巧みな軍略》を採用してとにかくフェニックスを墓地に落とすことに重きが置かれていました。

ただ、環境の数多の墓地対策によりフェニックスへの依存度の高い構築は勝ちづらくなったため、現在は果敢やその類似能力を持つクリーチャー群を採用し、墓地対策で機能不全にならないようになっています。


これらの加入により戦術に幅が出来た


使用デッキ

正直、自分はフェニックスにオールインする構成の方が好きなのですが、やはり勝てないため現在の主流に則って果敢系を採用した構築にしています。

そんな自分の現在のデッキがこちら。




インポート用。

※普段英語でプレイしているのでインポートテキストも英語ですがご容赦ください

Deck

4 Arclight Phoenix (GRN) 91

2 Stormwing Entity (M21) 73

4 Opt (STA) 19

4 Sprite Dragon (IKO) 211

3 Island (THB) 251

3 Mountain (THB) 253

4 Steam Vents (GRN) 257

4 Riverglide Pathway (ZNR) 264

2 Lightning Axe (JMP) 341

4 Brainstorm (STA) 13

4 Faithless Looting (STA) 38

4 Pillar of Flame (JMP) 355

4 Expressive Iteration (STX) 186

4 Sulfur Falls (DAR) 247

3 Fabled Passage (ELD) 244

1 Finale of Promise (WAR) 127

1 Blitz of the Thunder-Raptor (IKO) 109

1 Lava Coil (GRN) 108

2 Crackling Drake (GRN) 163

1 Ox of Agonas (THB) 147

1 Shock (STA) 44


Sideboard

2 Spell Pierce (XLN) 81

2 Fry (M20) 140

2 Soul-Guide Lantern (THB) 237

1 Lava Coil (GRN) 108

2 Anger of the Gods (AKR) 138

1 Crackling Drake (GRN) 163

3 Mystical Dispute (ELD) 58

2 Saheeli, Sublime Artificer (WAR) 234


至って普通なリストだと思います。

強いて言うなら、メインの《雷猛竜の襲撃》と《溶岩コイル》が変わっている位でしょうか。



追加の火力枠なのですが、タフネス3以上に触りやすいものであることがまず第一で選びました。


環境の主なタフネス3以上クリーチャー

《雷猛竜の襲撃》はプレインズウォーカーにも当てることが出来るので腐りにくいのも良いですね。


他は本当に普通のリストです。

《ショック》は今一と思う方も多いと思いますが、ラダーは意外とアグロが多いので軽量火力は気持ち多めに用意するのが良いと思います。


《嵐翼の精体》の枚数は好みが分かれるところですが、タフネス3が意外と落ちやすい環境であり、自分は《弾けるドレイク》と折半しました。

《嵐翼の精体》の利点は《致命的な一押し》や《スカイクレイブの亡霊》の射程圏外であること、最速3ターン目に出せること、《渦巻く知識》後に出せば不要カードをライブラリーのボトムに送れることです。

《弾けるドレイク》の利点はタフネス4であること、パワーが永続的に上がること、場に出ればカードカウントで損をすることがないことです。


《約束の終焉》と《アゴナスの雄牛》はどちらも1枚です。

これらについてはあまり数入れるものではないと思うので、これで丁度良いと思います。

両者は微妙に性質が異なるので、散らして入れるのがお勧めです。

《約束の終焉》は手札を失わないので気兼ねなく打てる半面、リソースの最大値は《アゴナスの雄牛》の方が優れています。

あと《アゴナスの雄牛》がいるとローグに対してイージーウィンします。


マッチアップ解説

自分が良く当たるデッキに対する所感です。

ジェスカイコントロール

公開されている勝率だとイゼットフェニックスが有利のようですが、自分の体感ではこちらがちょっと不利です。

リソース勝負に持ち込まれると負けるので、こちらは畳みかける方向で行きたいですが、向こうの除去が豊富なのでなかなか上手くはいかないです。

そしてなんと言ってもこちら。


墓地をシャットアウト


ジェスカイはサイドにこれがあるため、こちらは墓地に依存するカードを減らす必要があります。

《約束の終焉》と《雷猛竜の襲撃》は抜くこともあります。

あとはこちら。




これによる「ナーセットはまり」を防ぐ必要も出てきます。

という事で、こちらは対処する必要があるカードが多く、結果リソースが枯渇して負ける印象です。

ここに対してはまだまだ検討が必要そうです。

最近サヒーリをサイドに取るようにしたので、これが上手く作用するか実験中です。


グルール

これは結構有利ですね。

構造上五分から不利ぐらいに見えがちですが、向こうは干渉手段が少ないので、《スプライトのドラゴン》が殴り切ったりなど、こちらはブン回りやすいです。

自分の構成の場合火力が多めなので《グルールの呪文砕き》等に苦労しづらいというのもあると思います。


エルフ

同じアグロでもこれに対しては不利です。

向こうはロード大量採用に加えてパンプ能力持ちも多いので向こうの方がキルターンが早いです。

今は全体除去を2枚としていますが、3枚目を検討したくなる相手です。


ゴブリン

グルールと同じ理屈でこちらがやや有利かなという印象です。

最速マクサスで大当たりが出ればもちろん負けますが、それ以外なら大体いけます。


黒単アグロ

結構不利です。

向こうがブン回るとまず勝てないですし、こちらは《騒乱の落とし子》で止まるので厳しいですね。

ハンデスも割と良い動きされてこちらのプランが崩れた隙に殴り切られることが多いです。




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