どうもです。
先日スタンダードで《食肉鉤虐殺事件》の禁止が発表されましたね。
ですがMTG Arenaは適用タイミングに何故かラグがあったのでそれまで久しぶりにエクスプローラーの方を楽しんでいました。
エクスプローラーはずっと赤単アグロを使ってきてて、今回も久しぶりに引っ張り出して使ったので感想をば。
まずはデッキを見てみましょう。
MTG Arenaインポート用はこちら。
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デッキ
4 熊野と渇苛斬の対峙 (NEO) 152
4 炎樹族の使者 (GTC) 216
4 義賊 (ELD) 138
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
4 鍛冶で鍛えられしアナックス (THB) 125
4 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
3 エンバレス城 (ELD) 239
2 ラムナプの遺跡 (AKR) 326
3 バグベアの居住地 (AFR) 254
16 山 (THB) 253
2 航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ (KLR) 133
4 ゴブリンの鎖回し (DAR) 129
2 朱地洞の族長、トーブラン (ELD) 147
4 狂信的扇動者 (RIX) 101
サイドボード
1 朱地洞の族長、トーブラン (ELD) 147
2 反逆の先導者、チャンドラ (KLR) 117
4 暴れ回るフェロキドン (XLN) 154
3 アクロス戦争 (THB) 124
3 トーモッドの墓所 (M21) 241
2 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
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正直メインは一般的なリストと大差ないと思います。
自分もこの構成には満足していて長い期間変更していません。
個別のカードに触れていきましょう。
《熊野と渇苛斬の対峙》ですが、エクスプローラーのクリーチャー価値のポイントとして《砕骨の巨人》で除去られるサイズかどうかと言うのがあります。
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低マナ域の存在価値を脅かす悪の権化 |
赤単アグロの低マナ域は大体対象になってしまうのですが、熊野があればサイズを1つ上げることが出来て砕骨の射程圏から逃れることが出来ます。
あとは《鍛冶で鍛えられしアナックス》のサイズを1つ上げて《神々の憤怒》の射程圏から逃れるという使い方もします。
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2章がポイント |
《狂信的扇動者》は主に緑アグロのマナクリ除去用としてマストなカードと思います。
ちなみに余談ですが、このカードのスタイルがコード入力で無料で手に入ることを最近まで知らず、セールかかんないなぁと思いながら過ごしてました・・・。
2マナ域もお馴染みのメンバーですね。
最近は《遁走する蒸気族》を採用しているリストもあるようですが自分は今の所現在採用している3種と置き換えるほどではないかなと思っています。
3マナ域は《ゴブリンの鎖回し》のスロットは好みが分かれる所かもしれません。
自分はこのカードを結構気に入っていて、対ラクドスなら向こうのクリーチャーの大半を止める役割が出来るし、なんなら《朱地洞の族長、トーブラン》との組み合わせで向こうの盤面を崩壊させることも出来ます。
対緑系はマナクリ一掃だったり2体並べたり、トーブランと一緒にいれば向こうのクリーチャーが止まります。
青白コントロール系にも悪くなくて、こちらの攻撃クリーチャーを《放浪皇》の-2で除去られた後これで放浪皇を除去ると言う使い方が出来ます。
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地味に優秀 |
アナックスと砕骨は不動のスロットなので今更語ることはなさそうですね。
トーブランの枚数は結構悩みますが、高マナ域を増やしすぎても動きが鈍くなりやすくなるので2枚にして、低マナ域や《エンバレスの宝剣》が機能しづらくなるサイド後は1枚追加するイメージです。
メイン4枚にしているリストも見かけますが、自分もその選択肢はありだと思います。
赤単の勝ちパターンって宝剣かトーブランでのゴリ押しなので枚数増やすこと自体は基本的に良くてあとは先に触れたように動きが鈍くなる確率とのトレードオフかなと思います。
宝剣は当然のように4枚。
3枚のリストもありますが自分は宝剣叩きつけたくて赤単を使用しているのでメインはとにかく4枚です。
サイド後は大体3枚にしてます。
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令和の《憎悪》 |
サイドは結構独特かもしれません。
低マナ域の除去がほぼないことに違和感を持つ方もいるかもしれませんが、序盤は盤面の展開を最優先するべきと考えているので採用しないことにしています。
例外として《波乱の悪魔》だけは残ると盤面の展開がまともに出来なくなるので専用サイドとして《レッドキャップの乱闘》を2枚用意しています。
その代わり高マナ域にインパクトの高い除去を用意しています。
《アクロス戦争》はお気に入りで火力では焼けないようなサイズの物でもどかすことが可能でしかも次のターンそれで殴りに行くことも出来るという優れもの。
最後には相手の盤面に戻ってしまいますがそれまでにライフを削り切ってしまえば良いのでそこはあまり気にしなくても良いでしょう。
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赤単の悩みをすべて解決するスーパーサイドカード |
墓地対策の選択肢は他には《魂導ランタン》や《未認可霊柩車》がありますがこれも盤面の展開を最優先するという思想に基づき0マナの《トーモッドの墓所》としています。
墓地対策が必要な相手は基本的にパルヘリオンだけで、このデッキとは完全に速度勝負になるので墓地対策置くためにクリーチャーの展開が遅れるなんてのは本末転倒ですからね。
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軽さこそ正義 |
この構成で勝率は大体7割弱。
ラダーで遊ぶ分には問題ない勝率ですね。
ただ、最近以前よりラクドスとの相性が悪化しているので注意が必要です。
何故かと言うとラクドス側は対緑単用に《絶滅の契機》を2枚ほどサイドに取るようになったのですが、赤単にもクリーンヒットするんですよね。
アナックスが後腐れなく消えてしまうのは結構きついですし、ガンガン展開するプランに裏目が存在するようになってしまったのでかなり厳しくなってしまったなと思います。
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赤単を滅ぼすもの |
執筆時点でスタンダードの禁止改定の適用が済んでいるのでエクスプローラーはしばらく中断ですが、エクスプローラー自体は好きなフォーマットなのでまたちょこちょこやっていこうと思います。
ではまた次回。