2021/01/21

【MTG】Historic Jund Company考察

現カードプールでのHistoricも終盤になった。

あと一週間程度でカルドハイムのリリースである。

混沌とした時期に入る前にランクをある程度上げておきたく、最近は実績あるデッキを回していることが多い。

今回のジャンドカンパニーも先週末のMRL LeageのStanislavCifka氏の完コピだ。


勝率は7割弱で自分の中ではまぁ良い部類だ。

使っていて思ったのは、やはりシナジーデッキなので噛み合わないと異常に弱いこと。

カード単体のパワーは他のデッキには劣るため負けるときは本当に何も出来ずに負けることが多い。

あと自分は《集合した中隊》があまり好きではない。

このデッキを回した際も2回連続《大釜の使い魔》1枚となった時は使うのをやめようかと思った位だ。

もう環境終盤なので手を加えずにそのまま使い続けようかと思っているが、MPL/MRL Leageでのこのデッキの活躍を受けて、Sultaiに代わって4Cがまた増えるかもしれないので、サイドの《思考囲い》と《害悪な掌握》は1枚ずつ増量して、《屑鉄のたかり屋》と《真夜中の死神》をメインに移し、メインの《金のガチョウ》は2枚とも抜いても良いなと思った。

もしくは思い切って《パンくずの道標》型にしても良いかもしない。

2021/01/19

【MTG】Historic Orzhov Aura考察

今回はオルゾフオーラである。 

こちらで触れたとおり、スゥルタイではどうもオーラに勝てなく、とりあえず自分でも回してみようと思った次第だ。

と言ってもオーラは実はちょくちょく使っている。

ただ、最近の《ケイヤ式幽体化》4枚の構成は試したことがないため、トライしてみた。

今回使用したのがこちらだ。


見ての通り、最近ラダー上にいるリストとは少し変えている。

まず《無私の救助犬》を0枚にした。

最近は破壊系の除去はあまり枚数が取られていない傾向にあり、これが役立つシーンがあまりなかったからだ。

代わりに《憎しみの幻霊》は4枚にした。

あとは、巷で流行の《立身+出世》を採用していない。

デッキを眺めた時に視覚的にしっくりこないという理由で代わりに《死住まいの呼び声》を採用したが、一度も使っていないので《立身+出世》の方が良いと思う。


使ってみた感想だが、ケイヤ式幽体化や憎しみの幻霊のおかげでリソース勝負を挑みやすく、スゥルタイや青白なんかには割と戦える印象だった。

元々赤系のアグロには強い印象だったが、最近の《アン一門の壊し屋》採用型だとうまくブロックできない状態にさせられて削り切られることもあったので、構成にも依るが微有利位かもしれない。

サクリファイス相手の際は向こうの《波乱の悪魔》が火を噴いて死亡するか、こちらのクリーチャーが圧殺するかどちらかになりやすく、回ったもん勝ちと言う印象。


ただ、結局《上級建設官、スラム》と《コーの精霊の踊り手》に依存するデッキであるため、マリガン判断がかなりシビアな印象である。

こういうデッキはあまり好きにはなれず、またその内回すのをやめるかもしれないが、立ち位置が良いのは確かなので当面回してみるつもりだ。

2021/01/18

【MTG】Historic Sultai Midrange考察

実はずっと好きになれなくて使っていなかったのですが、最近ようやくスゥルタイミッドレンジを使用し始めた。

何が嫌かと言うと、何となく最強デッキみたいな雰囲気があって、そういうデッキが好きではないのである。

ただ、最近負けが込んできてそうも言ってられないなと使い始めた次第だ。

使ってみると意外と面白く、結構な試合数をこなした。 

現在使用しているリストがこちらである。



昨今のグルールの隆盛や先日のMPL/MRLのリーグの内容を見て調整したものだ。

直近の勝率は7割弱なのでまぁまぁ良い感じだ。

主に対グルールを想定し以下のように考えて組んでみた。


・グルールに対しては《絶滅の契機》より《衰滅》の方が強く採用は必須。ただし他に今一なのでメイン1でサイド1

・単体除去は無情な行動はGruulの《グルールの呪文砕き》や《ザル=ターのゴブリン》を除去できないため《取り除き》を優先。これの射程外のカードはカウンター等で対処する

・こちらが後手の場合、グルールが《炎樹族の使者》を絡めたブン回りをした場合絶滅の契機や衰滅は間に合わない。よって《肉議場の叫び》も必要だが後手3ターン目位しか基本的に強くないと思うのでメイン1とサイド1

・《運命の神クローティス》単体で封殺されることもあり、《本質の散乱》は必要であると感じた

・《大渦の脈動》は今ならメイン1でも良い気がするが、サイド後《墓掘りの檻》を割りたくなることも多いのでメイン2

・最近のスゥルタイは《破滅を囁くもの》を採用するのがトレンドなので、それをカウンターできる《軽蔑的な一撃》を採用

・最近のラダーはアグロが多いので《覆いを割く者、ナーセット》はサイド

・墓地対策は迷うところだがラクドスアルカニストにしか入れない気がするのでそこに対して劇的な《虚空の力線》を採用

・1マナ除去をどれだけ取るかは難しい。対グルールブン回り時用だがそれ以外に役に立つシーンがほとんどなく、対グルールも向こうの回りが並みなら不要かもしれない。


ちなみにこの構成だと青白コントロールに対してサイドの枚数が足りていない。

どうなってしまうかと言うと、本当はウーロは1枚くらい抜きたくなるが、抜けなくなる。

ミラーは取り除きを残すことが青白よりは肯定できるのでウーロを抜ける。

このリストはグルールに寄せているのでそこは仕方ないと割り切っているが、実際青白にあまり負けてない気もするのであまり気にしなくてよいのかもしれない。

対オーラはかなり厳しい印象でどうサイドを確保するかは課題。

オーラが《ケイヤ式幽体化》をフル採用するようになってこちらの絶滅の契機でも処理しきれなくなっており、何らかイノベーションが必要だと感じている。

ミラーにはなかなか強い構成になっている。

やはり破滅を囁くものや《サメ台風》の枚数をしっかりとってるのでかなりやりやすい。


リストはまぁまぁ満足だが、直近は対オーラが課題であり、これに対してどう対応していくかを研究していきたい。

2021/01/15

The Viridi-anne 2021 ss buying items

 


■The Viridi-anne 2021 ss購入物
※★はSale購入物
※グレー字は現在は手放したもの

・VI-3363-09 レースアップ スニーカー(ブラック×ホワイト)

今季は今の所1型のみである。

愛用していたこちらの2016-17 awスニーカーが限界を迎えつつあった。


一時期毎日履いていたのでそりゃそうかと言う感じだ。
驚きべきことにソールは殆ど減っていない。
ただ、履き口の綿が飛び出てしまって流石に可哀そうになってきたのでそろそろ供養しようかという気持ちになってきたのだ。

そんな経緯で、今季スニーカー購入に至った。
今季はサイズ0が展開されており、各サイズの内訳もそれまでと少し異なっている。

SIZE 0_アウトソール28cm 幅10cm 高さ12cm ヒール高4cm
SIZE 1_アウトソール29cm 幅10.5cm 高さ12cm ヒール高4cm
SIZE 2_アウトソール30cm 幅11cm 高さ12cm ヒール高4cm
SIZE 3_アウトソール31cm 幅11.5cm 高さ12cm ヒール高4cm
※公式オンラインストアより抜粋

これまではSIZE1のアウトソールが28cmなので、それまでサイズを使用していた人は今回はサイズ0にした方が良いかもしれない。
見た目もそれまでのスニーカーと比べると明らかに長い。
自分は何も気にせずSIZE1を購入してしまったが、確かにアウトソール的にはサイズ0の方が良さそうだ。

ただ、自分は左足が幅広のため、SIZE1でも気持ち狭い印象がある。
SIZE2は試着してみたのだが、大して着用感に差が無かったのでSIZE1を購入した。
SIZE0は試着すらしなかったので着用感が分からず、試着位しておけば良かったと後悔した。

ちなみに今回購入したこちらはこの投稿までに2回着用した。
初日は左足が靴擦れを起こし、母趾部分にまめが出来てしまった。
小さいからなのか大きいからなのかよく分からないが、とりあえず靴下を色々変えてみて様子を見ようと思う。

2021/01/14

【MTG】Historic Gruul 考察

今回はHistoric環境のGruulについて考察しようと思う。

現在使用しているデッキはこちらだ。


そして現在の勝率がこちら。


そう、全然勝っていない。

Twitterには好成績の報告が多数上がっているので、自分のデッキリストやプレイが良くないのであろう。

今回は一般的なリストを見て思ったことや、プレイして思ったことを思考の整理として記載しておく。



自分が最初に参考にしたリストは見つからなかったので最近見たリストになってしまうが、こちらである。

当初参考にしたものはサイドはともかくメインは《集合した中隊》の1枚が追加の《暴れ回るフェロキドン》だった位だ。


自分のリストとの違いはまず、土地の枚数だ。

このリストや自分が最初に参考にしたリストは土地を22枚採用しているが、自分のリストは24枚だ。

実際24枚でも色マナトラブルや土地不足によるマリガンを幾度となく実施しており、マナ基盤の課題はかなり大きいデッキであるという印象がある。

アンタップインを重視して《岩山被りの小道/樹木被りの小道》を採用しているが、ヒストリック初期のグルールのように《根縛りの岩山》を採用した方が良いのではないかと言う気もする。

それ位2ターン目に赤緑は出ないし、中盤《エンバレスの宝剣》はプレイできないことが多かった。



土地以外の違いとしては、自分はメインに《漁る軟泥》を採用した。

現状、メタ上位にこれが不要なものは少なく、ミラーなど対アグロでもこれのサイズやライフ回復が助かるケースは多々あり、メインに入れるべきカードだと感じている。

ただし、序盤に引きたくないので2枚に抑えている。

《終わりなき踊りのガリア》も優秀であり、特に土地を24枚にしている自分のリストでは土地を過剰に引いてしまった際の有効な使い道となってくれるが、自分は先に記載した通り軟泥のスロットを確保したかったので数は2枚に減らしている。

また、自分はメインから《暴れ回るフェロキドン》をカットした。

これ自体は効く相手にはとことん効くのでサイドに4枚確保しているが、これをメインに入れだすと3マナ域が膨れすぎ、展開がもっさりしたものになりがちだ。

なので《砕骨の巨人》と入れ替える形でサイドインすることを想定し、サイドにおくことにした。

また、2マナ域のクリーチャーだが、昨今は《通電の喧嘩屋》が主流のようだが、自分はどうしてもこれを採用する気になれなかった。

と言うのも、タフネス2は《砕骨の巨人》や《肉議場の儀式》の射程圏内であり、相手の都合の良い流れになる可能性のあるこれより《ザル=ターのゴブリン》の方が良いだろうと思っている。



メインは土地以外は大体今の形に満足しているが、サイドは引き続き難しさを感じている。

まず《墓掘りの檻》は本当に必要なのかどうかだ。

アグロデッキがこのような受け身のカードをサイドインするのは、余程相性が絶望的な場合のみにしたいと思っているのだが、赤単と異なりグルールは盤面の圧が高く、サクリファイスとの相性がそこまで絶望的なのかは気になる。

それよりも《波乱の悪魔》を除去できる《削剥》やダメージソースでもある《運命の神、クローティス》のみで十分なのではないかと思っている。

《墓掘りの檻》は1枚でラクドスアルカニストを機能不全にすることができるが、そもそもそこまで相性が悪い気がしなく、オーバーキルになっていないかが気になる。

そもそも《墓掘りの檻》をサイドインすると言うことは自分も集合した中隊を抜かなければならず、デッキパワー落としてでも入れたい相手とはどれなのだろうか。

《刻み角》は参考にしたリストにいた経緯で残っているが、これも入れたい相手がそれほどいなく《削剥》の方が良いだろうと思っているのでリストラ予定だ。

他のカードについては自分の中では用途が明確で今の所変更予定はない。



次はサイドボーディングの話だ。

自分はこれに自信がなく、今回の勝率の原因ではないかと思っている。

※マナトラブルによる負けも同じくらい多いが

メインボードはどれも強いカードであり、何を抜くかが難しい。

対スゥルタイ、対コントロールは比較的明確だが、対アグロが問題だ。

対アグロは先攻と後攻でサイドボーディングが変わると思っていて、先攻だとこちらが押し付け続ける展開になるのでサイズが頼りないガリアを抜いて2枚削剥もしくは2枚チャンドラを入れるくらいだと思っている。

チャンドラは重いしアグロ対決でプレインズウォーカー投入はどうなのだろうと疑問に思っていたが、盤面が膠着しやすく意外とチャンドラは長持ちしたので、これのサイドインはありだと思った。

後攻だとエンバレスの宝剣を1枚抜いて削剥を追加投入するのかなと思っているが、相手の展開を捌く流れの時に除去の枚数がそれで足りるのか自信がない。

膠着しやすいゲームでは役に立ちにくい《炎樹族の死者》を減らして削剥を多くサイドインするのが正解かもしれない。



と言った具合にまだまだこのデッキの習熟度は足らず、引き続き練習だ。

と言ってもあと数週間でカルドハイムがリリースされる。

そうなれば久しぶりにスタンダードを再開しようと思っているのでそれまでの間の話だ。

2021/01/08

【MTG】MTG ArenaでMythic達成(2021/01/07)




この投稿がアップされているのは1/8だが、日付的には1/7の時点で達成している。
主な使用デッキはデッキは赤単スライだ。


いつものデッキである。
Mythic到達時点の勝率はこんな感じ。


今回はこのデッキの成り行きなどを語っていきたい。



始めに、何故このデッキを使い始めたかだが、言ってしまうと単純に「好きだから」だ。

自分がMTG Arenaを始めたのはちょうどラヴニカのギルドが出始めた時で、その時の赤単が好きでよく使っていた。
何が好きかというと、当時は《実験の狂乱》が積まれていたのだが、赤単のくせに息切れしづらくてロングゲーム対応できている点と《実験の狂乱》からの爆発的な展開力だ。

なので、ヒストリック当初は当時のデッキほぼそのままで遊んでいたが、当時はあまり勝率が良くなく、グルールや《風景の変容》デッキを愛用していた記憶がある。

ただ、時が経ち《死者の原野》禁止やアモンケットリマスターのリリースを経て再び赤単に手を出したわけだ。
当初は現在の構成に近いが《地揺すりのケンラ》を4枚採用しており、《熱烈の神ハゾレト》も4枚で土地24枚と言う構成だった。
この構成も気に入っていたが、経緯は忘れたが途中から使用しなくなった。

その代わり使用していたのは黒単王神だ。
黒単王神は今でも時々使用するが回してて面白い。
勝率もかなり良かったが、直近は勝率が悪く基本封印している。

ただ、またしても経緯は忘れたがある時期から黒単王神を使用するのと並行して、赤単も再開した。
リストは現在のものと大差ないが《舞台照らし》を入れていなかった。
と言うのは、今でもその思想自体は変わっていないのだが、赤単は高速で手札をダンプしてハゾレトに繋げるのが最良の戦法であり、《舞台照らし》は手札のダンプスピードを下げるのでデッキに噛み合っていないと思ったからだ。
当時はハゾレトは出してアクティブになれば勝てる位の支配力があったが、現在は割と容易に対処されてしまうので数を減らし、代わりに舞台照らしを採用している。

メインについては早い段階で現在の形に落ち着いたと思うし、かなり長い期間変更を加えておらず、基本的に満足している。
1マナクリーチャー3種はどれも優秀だし、2マナクリーチャー2種も良い。
この環境はタフネス1はまともにコンバットに参加できないと思っており、《地揺すりのケンラ》は抜けてしまった。
ハゾレトも少なくともメインは2枚がベストな枚数だと思っている。

火力は3種12枚は固定メンバーだ。
何気に《髑髏砕きの一撃》も優秀でよくスペルとして使用している。
このデッキは相当軽めに構築しており、土地22枚は不要だと思うが、まっすぐハゾレトに繋げられる可能性を考えるとある程度枚数は取りたい。
《髑髏砕きの一撃》はそういった思いを叶えてくれる良いカードである。

次にサイドボードだ。

赤単でよく採用されている《砕骨の巨人》はサイドに取っているが今後他に置き換える可能性はある。
このカード自体は悠長なカードであり、スゥルタイ相手には不要なカードだ。
ではサクリファイスやゴブリン相手はどうかと言うと、両方とも生贄手段をある程度持っており、《砕骨の巨人》は出来事→クリーチャーとして運用できないことが多い。
そのため、これより他の除去にするべきか迷うこともあるが、これはグルールに強い。
と言うか、この辺りがないとただでさえ絶望的な対グルールがさらに絶望的になってしまう。
そのため一応残している。

《反逆の先導者、チャンドラ》も現在は採用していない。
このカードのやっていることはこのデッキのスピード感と噛み合っていないからだ。
プレインズウォーカーを使用する場合、それを守る動きをすることも必要になることがあり、攻め続けたいこのデッキの思想には反していると思う。
4マナと言うのも重く、このマナ域で何か採用するなら追加のハゾレトの方が良いと思っている。

《乱動する渦》は非常に気に入っているカードだ。
スゥルタイやコントロール相手に採用するカードだが、最近までこれは3枚で1枚は上記チャンドラだったが、これも《乱動する渦》なら勝っていたというシーンもあり現在の4枚採用の形になった。
同種のカードだと《暴れ回るフェロキドン》については採用したい気持ちもあるが現在枠がなく採用を見送っている。

《墓掘りの檻》のような守備的なカードを採用するのは気が引けるが、サクリファイスやアルカニストのことを考えると3枚確保しておいた方が良いというのが現在の見解だ。
これのおかげで対サクリファイスは五分位に持っていけているし、対アルカニストは何気に少し有利になっている。



次は主要なマッチアップの雑感だ。

スゥルタイ

通算の勝率は丁度五分位だ。
基本的に綺麗に回った方が勝つと言う印象だが、相手の除去が上手く噛み合うとこちらが負けてしまう。
火力は基本的に全部本体に打つので、ダメージ効率とマナ効率だけ考えて手札を順次叩き付け続け、ハゾレトが即走れるようにしておく。
最近は《肉儀場の叫び》が採用されてきており1ターン早く全体除去が飛ぶようになっているのでそこを意識しなければいけない。
そのため、ハゾレトがないときはクリーチャーの展開は渋ることが肯定されることもある。
また、さらに《長老ガーガロス》も採用されているものも多く、これが出るとほぼ負けるのでこれの前に相手を瀕死にさせる必要がある。

サイド後は《乱動する渦》でウーロのゲインを無効に出来るかどうかが重要になる。
除去を増してくるのでメインの時ほど瞬殺は狙えない。
なお、《大渦の脈動》があるので《乱動する渦》の重ね張りは注意が必要だ。

サイド
・out ショック4
・in 乱動する渦4

サクリファイス

基本的にあまり有利ではない。
特にメインは厳しいだろう。
猫釜のためハゾレトが有効ではなく、《波乱の悪魔》でこちらのクリーチャーが一掃されることもあるだろう。
唯一の救いは相手のクリーチャーのタフネスが最大3なので火力1枚で落とせる点だ。

サイド後はいくらか相性が改善される。
《墓掘りの檻》に加えて《削剥》も採用するので相手を機能不全にできる可能性は高い。
サイド後はハゾレトが頼りになる。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 墓掘りの檻3、削剥3、ゴブリンの鎖回し2
 ※ゴブリンの鎖回しは砕骨の巨人でもよい。大差ないので気分で良いと思う

ゴブリン

不思議と勝率は高く、殆ど負けたことがない。
クロックを展開しながら火力で相手のクリーチャーを一掃していくというこのデッキの戦法が丁度噛み合っているのかもしれない。
マクサスを早出しさせないようにマナ加速系のクリーチャーを除去しながら殴っていくと気が付くと勝っている。

サイド後は火力をさらに増やすのでこの傾向が増す。
《ゴブリンの鎖回し》が手札にあると《スカークの探鉱者》の除去をそこまで待ちたくなるが、《ショック》でさっさと除去した方が良いことも多い。
なお、このマッチアップでは墓掘りの檻は不要だと考えている。
そんなものを入れるくらいならさっさと倒しに行った方が良い。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、ゴブリンの鎖回し3、砕骨の巨人2

オーラ

対オーラはかなりギリギリの戦いになる。
火力がある分こちらが有利と思いがちだし、勝率ベースでも実際そうなのだが、タイミングを逃して向こうのクリーチャーにオーラが付き始めるとこちらが負ける。
そのため火力が手札にあるなら常にマナを浮かせて置かないといけない。

サイド後は火力をさらに増やして相手のクリーチャーの存在を許さないようにする。
そのため、ボーマットの急使については抜かなくても良いかもしれないが火力優先のため抜く。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、ゴブリンの鎖回し3、砕骨の巨人2

パラドックス

対パラドックは基本的にこちらが有利だ。
相手のシステムクリーチャーはほぼ焼けるので大体綺麗に相手のライフを削り切れる。
負けパターンは《領事の旗艦、スカイソブリン》なのでそこだけケアする。
また、墓地依存度が高いので墓掘りの檻で機能不全を狙う。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、墓掘りの檻3、砕骨の巨人2

ラクドスアルカニスト

実は割と有利だ。
向こうのシステムクリーチャーを焼き続けてこちらのクリーチャーで殴り続ければ相手のリソースが尽きて大体勝てる。
ただ、色々噛み合うとこちらが負けるのでそこは諦める。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、墓掘りの檻3、ゴブリンの鎖回し2

グルール

基本的に絶望的で、相手の回りが渋いことを祈るしかない。
キーカードは《損魂魔道士》で、これを生かして不利なリソース交換を避けられるかどうかが鍵になる。
サイド後も4点火力はないので引き続き《損魂魔道士》頼りだが、《ゴブリンの鎖回し》の先制攻撃も割と重要になる。
ハゾレトはもちろん大活躍だ。
《漁る軟泥》を放置すると取り返しがつかないことになるので、相手が安易に置いてきたら即焼く。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、ゴブリンの鎖回し3、砕骨の巨人2



好きなデッキなのでつい長文を書いてしまった。
今後の課題としては、スゥルタイが採用し始めたガーガロスをどう対処していくかだ。
それこそ再び《実験の狂乱》の採用を検討しても良いのかもしれない。

現状ガーガロスが出るとまず勝てないので解決策が見出せないとこのデッキはまた凍結となってしまう。

2021/01/07

【MTG】Historic スライと宝剣赤単

 前回の投稿でダイヤ帯はこれで頑張ると言った宝剣赤単。


結果はこちらの通りだ。


勝率50%までは粘ろうかと思ったが、明るい未来がイメージできなかったのでここでデッキを切り替えた。

ここでは何故駄目だったのか自分なりの感想を記載しておく。

比較用に自分がいつも使用している赤単を改めて挙げておく。
こちらは便宜上"スライ"と呼ぶことにする。


ちなみにこちらの現在の勝率。



勝率で見ても明らかにスライの方が勝っている。
調整機関が違うというのももちろんあるが、それだけではないと思っている。

ここから、宝剣赤単に感じたことを記載していく。

●長所

1.クリーチャーサイズが大きめで盤面で勝負しやすい

《砕骨の巨人》や《鍛冶で鍛えられしアナックス》などパワー4以上を見込めるクリーチャーが多く、グルール等に対して盤面勝負がしやすい。
スライの場合相手の《グルールの呪文砕き》や《探索する獣》を除去するのにカード2枚を使用するのはざらだが、こちらは1対1で済むことも多く、《砕骨の巨人》との交換ならむしろプラスだ。

2.宝剣での一発逆転が狙える

かなり不利な盤面でも宝剣1枚でひっくり返せる可能性があるというのは大きな利点だ。
相手も宝剣の存在を意識する必要があるため、宝剣で死なないためにこちらに有利なブロックをしてくれることも多い。

●短所

1.まともなダメージソースがクリーチャーのみ

スゥルタイの立場に立った場合、こちらのダメージソースがクリーチャーのみというのはかなりリスクが低く、重めのアクションがとりやすい。
返しで致命的なのはハゾレト位であり、リスクリターンで考えるとリターンの方が大きく、強気の行動に出やすい。

宝剣赤単側は《絶滅の契機》など全体除去をケアしながら展開する必要があるが、そうするとスゥルタイに時間を与えることになり、ウーロが間に合って終わるということも多い。
スライなら火力を織り交ぜて多少クリーチャーを温存しながらでも削り切れる可能性が高く、宝剣赤単のやり辛さを感じた。

2.システムクリーチャーを除去できない

基本的に相手の盤面に干渉せずに宝剣を携えたクリーチャーを突っ込ませるデッキなので、サイズ勝負には強いがシステムクリーチャーにはほぼ干渉できない。
サクリファイスの《波乱の悪魔》や《忘れられた神々の僧侶》しかり、パラドックスの《眷者の神童、キナン》や《湖に潜む者、エムリー》が最たる例だ。
ゴブリンの各種クリーチャーも同様である。
一応 《砕骨の巨人》はあるがそれだけではもちろん足りない。
このため、こちらが宝剣がない状態だと相手のシステム完成が間に合い負けてしまう。

●まとめ

長所もあるにはあるが、短所2つが自分には致命的であり、スゥルタイ・サクリファイス・ゴブリンと言った環境のトップデッキへの相性が改悪しているデッキを使い続ける気にはなれなかった。
グルールがトップメタなら宝剣赤単でも良いのかもしれないが、今の環境ならスライの方が良いと思っている。
宝剣赤単自体は使用していて楽しさはあるのでまたどこかのタイミングで調整するつもりではある。

2021/01/05

2020年の振り返りと2021年の目標(MTG Arena)

ここではここ数年続けているMTG Arenaに特化した話を。

ラダーというものを意識し始めて恐らく1年少々経過した。
初めはMythicランクに上がるのもなかなか出来ないくらいの腕前であったが、今年は概ね月末Mythic1200位以内をキープできている。

ただ、昨年12月は久しぶりにMythic%帯で終えてしまった。
こちらのデッキにうつつを抜かしていたせいだ。


昔からイゼットフェニックスが大好きでつい使ってしまう。
もちろんヒストリックというフォーマットではあまり強くないので納得の%帯である。
勝率は結局50%といったところだった。
もちろん今年も懲りずにいじるつもりだが、やはり負け続けるのはストレスになるのでほどほどにするつもりだ。

一方、こちらの赤単は勝率は66%位でまぁまぁ良かった。


赤単も様々だが自分は当時はこの火力をほどほどに投入したものが好みだった。
赤単が素晴らしいのはゲーム時間が短いのでなかなか時間の割けない自分のような会社員に向いていることと、意外とリソース勝負が挑める点だ。

ちなみにこちらは青白とゴブリンに対して圧倒的に勝率が高く、スゥルタイやサクリファイスは五分くらい、グルール等緑系アグロは絶望的と言ったところだ。
速度を重視している関係でサイズ勝負では絶対に勝てないのだが、そこは割り切っている。





2021年の1月は最初色々なデッキで遊んでいたが全く勝たずに一向にランクが上がらなかったので上記赤単でプラチナから一気に抜けた。
向き不向きがあるようで、自分は現在のTier1と言われるデッキを使ってもどうも勝率が出せなかった。
今後も時々練習するつもりだが現状赤単が一番合っているという結論になっている。

ダイヤに入ってまずは最近気になってたグルールを使用してみた。


グルールは集合した中隊も入れられるしエンバレスの宝剣も入れられるので結構引き出しが多いが勝率はちょうど50%でどうにも自分には合わなかった。
展開力はあるはずだがちょっと捌かれて途端にジリ貧になったりするし、動きがもっさりしたりすることもあり、思いのほかクロックが早くないなと感じた。
見た目は相当強そうに見えるが、12回やってちょうど6-6だったので、こういうデッキは自分には合わないと判断している。
ただ、このリストが全然未完成というのも要因としてはあると思うので、Mythicに上がったらまた調整してみるつもりだ。

グルールがダメだったので今回ダイヤ帯で使ってみようと思ったのはこちらの赤単だ。


愛用の火力込みの赤単はクリーチャーが初手になくてマリガンする機会が多く、少しキープのハードルが高いなと思っていた。
なので、概ねクリーチャーにしたらどうかという発想で組んだのがこちらである。
一般的なリストだと1マナ域は8枚のようだが、この手のデッキで1ターン目のアクションがないのは厳しいので焦がし吐きを投入した。
まだスゥルタイには当たっていないのでこれが効果があるかは不明だ(もちろんクリーチャーデッキ相手にはサイドアウト候補筆頭だ)。

アナックス+宝剣はやはり打点が高く、大抵の状況をひっくり返すインパクトがある。
砕骨の巨人はサイズが頼れるレベルでグルールとも渡り合える。
久しぶりに宝剣を使ったが使い始めると癖になるものがあり、勝率も現在5-1と好調だ。
しばらくこれを使い続けて、勝率が50%に落ち込んだらいつもの赤単に戻ろうと思う。





去年は時間がないながらもそれなりに上達できた良い年だった。
今年は正直イゼットフェニックスのような「好きなデッキ」を回すことに重きを置こうか迷ったが、負け続けるストレスは耐え難いものがあるので、ある程勝率のあるデッキを使用し続けるつもりだ。
今年の年末にはさらに上達できるようになっていたいものである。

2021/01/02

謹賀新年2021


2020年が終わり、2021年になってしまった。
思えば2020年はコロナに始まり、コロナに終わったような特殊な1年だったように思う。

2月、3月辺りから自粛のムードが漂い、街で外国人を見る機会が少なくなった。
その頃から自分はそれまで外国人で賑わっていて入れそうになかったBARに通うようになった。
それまで満席が当然、お断りも多々あった店が待ちなく入店でき、席は半数程度の埋まりという日も珍しくなかった。

4月からテレワークをすることにした。
と言うのは勤め先はその辺りはある程度個人の判断に任せており、自分はそうすることにした。
そうなると平日用の服を着ることが少なくなった。
今までは平日週5回別な服を着るのが当たり前でそれなりに数も持っていたが、この状況であれば明らかに服が過剰に存在していることを感じ始めた。
そのため、いくらか手放すことを始めた。
もちろん、テレワークが終わった時のためにある程度数は残している。
週の大半の時間を自宅で過ごすことになるので、明らかにそれまでより趣味に費やせる時間が増えた。
テレワークは現在も続けており、概ね現状に満足している。

また、この頃から飲食店が変則的な営業形態をとらざるを得なくなったように思う。
元々夜間のみの営業だった飲食店が昼も営業するようになったり、テイクアウトを始めたりといったことだ。
昔よく通っていた近所のBARもその形をとっており、自分も利用させてもらった。
恩返しという程ではないが、自分はの人生は飲食店のおかげで彩りが加わった面もあり、この時期は外出した際には色々通うようにしていた。

夏くらいになるとボトルドカクテルというものが出始めた。
完成したカクテルが瓶に入った状態で販売されているあれである。
自分も縁のあった店が出しているものは購入した。
また、その際に同時販売していたものも購入しており、その監修元のお店にも新たに伺うようになった。

以降年内の自分の行動は変わっておらず、テレワークを続けながら出社日には帰りにBARに行ったりしていた。
元々BARが好きだがこうして振り返ると今年はコロナだったから縁ができた店が多かった。
コロナなんてなかった方が良いに決まっているが、新たな縁が生まれたことだけは良かったと思う。




さて、2021年だが、上でさんざん記載したBAR通いもペースダウンを考えている。
体調の悪化を感じており、今年は健康をテーマに活動しようと思っている。
そのため、睡眠の質を下げるお酒についてはペースダウンするつもりだ。
また、趣味で続けているゲームもあまり入れ込みすぎないようにしようと思っている。

最近は体に良い食べ物としてクルミを摂取し始めたし、水分も意識して摂るようにした。
2020年は結構体に負荷をかけた1年だったので、今年はそこから回復する1年にしようと思う。

ちなみに画像はThe Viridi-anneの2021 ssのうち、自分が気になっている虫柄のシャツである。
やはりこの情勢である以上あまり買い足すつもりはないのだが、これについては柄も凝っているし背面のパターンも素晴らしいので前向きに購入を検討している。

あと、このブログについても以前のようなペース間で再開することを目指している。
ネタがないことが多いかもしれないが、どうにか続けていくつもりだ。