今回はHistoric環境のGruulについて考察しようと思う。
現在使用しているデッキはこちらだ。
そして現在の勝率がこちら。
そう、全然勝っていない。
Twitterには好成績の報告が多数上がっているので、自分のデッキリストやプレイが良くないのであろう。
今回は一般的なリストを見て思ったことや、プレイして思ったことを思考の整理として記載しておく。
自分が最初に参考にしたリストは見つからなかったので最近見たリストになってしまうが、こちらである。
当初参考にしたものはサイドはともかくメインは《集合した中隊》の1枚が追加の《暴れ回るフェロキドン》だった位だ。
自分のリストとの違いはまず、土地の枚数だ。
このリストや自分が最初に参考にしたリストは土地を22枚採用しているが、自分のリストは24枚だ。
実際24枚でも色マナトラブルや土地不足によるマリガンを幾度となく実施しており、マナ基盤の課題はかなり大きいデッキであるという印象がある。
アンタップインを重視して《岩山被りの小道/樹木被りの小道》を採用しているが、ヒストリック初期のグルールのように《根縛りの岩山》を採用した方が良いのではないかと言う気もする。
それ位2ターン目に赤緑は出ないし、中盤《エンバレスの宝剣》はプレイできないことが多かった。
土地以外の違いとしては、自分はメインに《漁る軟泥》を採用した。
現状、メタ上位にこれが不要なものは少なく、ミラーなど対アグロでもこれのサイズやライフ回復が助かるケースは多々あり、メインに入れるべきカードだと感じている。
ただし、序盤に引きたくないので2枚に抑えている。
《終わりなき踊りのガリア》も優秀であり、特に土地を24枚にしている自分のリストでは土地を過剰に引いてしまった際の有効な使い道となってくれるが、自分は先に記載した通り軟泥のスロットを確保したかったので数は2枚に減らしている。
また、自分はメインから《暴れ回るフェロキドン》をカットした。
これ自体は効く相手にはとことん効くのでサイドに4枚確保しているが、これをメインに入れだすと3マナ域が膨れすぎ、展開がもっさりしたものになりがちだ。
なので《砕骨の巨人》と入れ替える形でサイドインすることを想定し、サイドにおくことにした。
また、2マナ域のクリーチャーだが、昨今は《通電の喧嘩屋》が主流のようだが、自分はどうしてもこれを採用する気になれなかった。
と言うのも、タフネス2は《砕骨の巨人》や《肉議場の儀式》の射程圏内であり、相手の都合の良い流れになる可能性のあるこれより《ザル=ターのゴブリン》の方が良いだろうと思っている。
メインは土地以外は大体今の形に満足しているが、サイドは引き続き難しさを感じている。
まず《墓掘りの檻》は本当に必要なのかどうかだ。
アグロデッキがこのような受け身のカードをサイドインするのは、余程相性が絶望的な場合のみにしたいと思っているのだが、赤単と異なりグルールは盤面の圧が高く、サクリファイスとの相性がそこまで絶望的なのかは気になる。
それよりも《波乱の悪魔》を除去できる《削剥》やダメージソースでもある《運命の神、クローティス》のみで十分なのではないかと思っている。
《墓掘りの檻》は1枚でラクドスアルカニストを機能不全にすることができるが、そもそもそこまで相性が悪い気がしなく、オーバーキルになっていないかが気になる。
そもそも《墓掘りの檻》をサイドインすると言うことは自分も集合した中隊を抜かなければならず、デッキパワー落としてでも入れたい相手とはどれなのだろうか。
《刻み角》は参考にしたリストにいた経緯で残っているが、これも入れたい相手がそれほどいなく《削剥》の方が良いだろうと思っているのでリストラ予定だ。
他のカードについては自分の中では用途が明確で今の所変更予定はない。
次はサイドボーディングの話だ。
自分はこれに自信がなく、今回の勝率の原因ではないかと思っている。
※マナトラブルによる負けも同じくらい多いが
メインボードはどれも強いカードであり、何を抜くかが難しい。
対スゥルタイ、対コントロールは比較的明確だが、対アグロが問題だ。
対アグロは先攻と後攻でサイドボーディングが変わると思っていて、先攻だとこちらが押し付け続ける展開になるのでサイズが頼りないガリアを抜いて2枚削剥もしくは2枚チャンドラを入れるくらいだと思っている。
チャンドラは重いしアグロ対決でプレインズウォーカー投入はどうなのだろうと疑問に思っていたが、盤面が膠着しやすく意外とチャンドラは長持ちしたので、これのサイドインはありだと思った。
後攻だとエンバレスの宝剣を1枚抜いて削剥を追加投入するのかなと思っているが、相手の展開を捌く流れの時に除去の枚数がそれで足りるのか自信がない。
膠着しやすいゲームでは役に立ちにくい《炎樹族の死者》を減らして削剥を多くサイドインするのが正解かもしれない。
と言った具合にまだまだこのデッキの習熟度は足らず、引き続き練習だ。
と言ってもあと数週間でカルドハイムがリリースされる。
そうなれば久しぶりにスタンダードを再開しようと思っているのでそれまでの間の話だ。
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