2021/01/18

【MTG】Historic Sultai Midrange考察

実はずっと好きになれなくて使っていなかったのですが、最近ようやくスゥルタイミッドレンジを使用し始めた。

何が嫌かと言うと、何となく最強デッキみたいな雰囲気があって、そういうデッキが好きではないのである。

ただ、最近負けが込んできてそうも言ってられないなと使い始めた次第だ。

使ってみると意外と面白く、結構な試合数をこなした。 

現在使用しているリストがこちらである。



昨今のグルールの隆盛や先日のMPL/MRLのリーグの内容を見て調整したものだ。

直近の勝率は7割弱なのでまぁまぁ良い感じだ。

主に対グルールを想定し以下のように考えて組んでみた。


・グルールに対しては《絶滅の契機》より《衰滅》の方が強く採用は必須。ただし他に今一なのでメイン1でサイド1

・単体除去は無情な行動はGruulの《グルールの呪文砕き》や《ザル=ターのゴブリン》を除去できないため《取り除き》を優先。これの射程外のカードはカウンター等で対処する

・こちらが後手の場合、グルールが《炎樹族の使者》を絡めたブン回りをした場合絶滅の契機や衰滅は間に合わない。よって《肉議場の叫び》も必要だが後手3ターン目位しか基本的に強くないと思うのでメイン1とサイド1

・《運命の神クローティス》単体で封殺されることもあり、《本質の散乱》は必要であると感じた

・《大渦の脈動》は今ならメイン1でも良い気がするが、サイド後《墓掘りの檻》を割りたくなることも多いのでメイン2

・最近のスゥルタイは《破滅を囁くもの》を採用するのがトレンドなので、それをカウンターできる《軽蔑的な一撃》を採用

・最近のラダーはアグロが多いので《覆いを割く者、ナーセット》はサイド

・墓地対策は迷うところだがラクドスアルカニストにしか入れない気がするのでそこに対して劇的な《虚空の力線》を採用

・1マナ除去をどれだけ取るかは難しい。対グルールブン回り時用だがそれ以外に役に立つシーンがほとんどなく、対グルールも向こうの回りが並みなら不要かもしれない。


ちなみにこの構成だと青白コントロールに対してサイドの枚数が足りていない。

どうなってしまうかと言うと、本当はウーロは1枚くらい抜きたくなるが、抜けなくなる。

ミラーは取り除きを残すことが青白よりは肯定できるのでウーロを抜ける。

このリストはグルールに寄せているのでそこは仕方ないと割り切っているが、実際青白にあまり負けてない気もするのであまり気にしなくてよいのかもしれない。

対オーラはかなり厳しい印象でどうサイドを確保するかは課題。

オーラが《ケイヤ式幽体化》をフル採用するようになってこちらの絶滅の契機でも処理しきれなくなっており、何らかイノベーションが必要だと感じている。

ミラーにはなかなか強い構成になっている。

やはり破滅を囁くものや《サメ台風》の枚数をしっかりとってるのでかなりやりやすい。


リストはまぁまぁ満足だが、直近は対オーラが課題であり、これに対してどう対応していくかを研究していきたい。

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