2021/01/08

【MTG】MTG ArenaでMythic達成(2021/01/07)




この投稿がアップされているのは1/8だが、日付的には1/7の時点で達成している。
主な使用デッキはデッキは赤単スライだ。


いつものデッキである。
Mythic到達時点の勝率はこんな感じ。


今回はこのデッキの成り行きなどを語っていきたい。



始めに、何故このデッキを使い始めたかだが、言ってしまうと単純に「好きだから」だ。

自分がMTG Arenaを始めたのはちょうどラヴニカのギルドが出始めた時で、その時の赤単が好きでよく使っていた。
何が好きかというと、当時は《実験の狂乱》が積まれていたのだが、赤単のくせに息切れしづらくてロングゲーム対応できている点と《実験の狂乱》からの爆発的な展開力だ。

なので、ヒストリック当初は当時のデッキほぼそのままで遊んでいたが、当時はあまり勝率が良くなく、グルールや《風景の変容》デッキを愛用していた記憶がある。

ただ、時が経ち《死者の原野》禁止やアモンケットリマスターのリリースを経て再び赤単に手を出したわけだ。
当初は現在の構成に近いが《地揺すりのケンラ》を4枚採用しており、《熱烈の神ハゾレト》も4枚で土地24枚と言う構成だった。
この構成も気に入っていたが、経緯は忘れたが途中から使用しなくなった。

その代わり使用していたのは黒単王神だ。
黒単王神は今でも時々使用するが回してて面白い。
勝率もかなり良かったが、直近は勝率が悪く基本封印している。

ただ、またしても経緯は忘れたがある時期から黒単王神を使用するのと並行して、赤単も再開した。
リストは現在のものと大差ないが《舞台照らし》を入れていなかった。
と言うのは、今でもその思想自体は変わっていないのだが、赤単は高速で手札をダンプしてハゾレトに繋げるのが最良の戦法であり、《舞台照らし》は手札のダンプスピードを下げるのでデッキに噛み合っていないと思ったからだ。
当時はハゾレトは出してアクティブになれば勝てる位の支配力があったが、現在は割と容易に対処されてしまうので数を減らし、代わりに舞台照らしを採用している。

メインについては早い段階で現在の形に落ち着いたと思うし、かなり長い期間変更を加えておらず、基本的に満足している。
1マナクリーチャー3種はどれも優秀だし、2マナクリーチャー2種も良い。
この環境はタフネス1はまともにコンバットに参加できないと思っており、《地揺すりのケンラ》は抜けてしまった。
ハゾレトも少なくともメインは2枚がベストな枚数だと思っている。

火力は3種12枚は固定メンバーだ。
何気に《髑髏砕きの一撃》も優秀でよくスペルとして使用している。
このデッキは相当軽めに構築しており、土地22枚は不要だと思うが、まっすぐハゾレトに繋げられる可能性を考えるとある程度枚数は取りたい。
《髑髏砕きの一撃》はそういった思いを叶えてくれる良いカードである。

次にサイドボードだ。

赤単でよく採用されている《砕骨の巨人》はサイドに取っているが今後他に置き換える可能性はある。
このカード自体は悠長なカードであり、スゥルタイ相手には不要なカードだ。
ではサクリファイスやゴブリン相手はどうかと言うと、両方とも生贄手段をある程度持っており、《砕骨の巨人》は出来事→クリーチャーとして運用できないことが多い。
そのため、これより他の除去にするべきか迷うこともあるが、これはグルールに強い。
と言うか、この辺りがないとただでさえ絶望的な対グルールがさらに絶望的になってしまう。
そのため一応残している。

《反逆の先導者、チャンドラ》も現在は採用していない。
このカードのやっていることはこのデッキのスピード感と噛み合っていないからだ。
プレインズウォーカーを使用する場合、それを守る動きをすることも必要になることがあり、攻め続けたいこのデッキの思想には反していると思う。
4マナと言うのも重く、このマナ域で何か採用するなら追加のハゾレトの方が良いと思っている。

《乱動する渦》は非常に気に入っているカードだ。
スゥルタイやコントロール相手に採用するカードだが、最近までこれは3枚で1枚は上記チャンドラだったが、これも《乱動する渦》なら勝っていたというシーンもあり現在の4枚採用の形になった。
同種のカードだと《暴れ回るフェロキドン》については採用したい気持ちもあるが現在枠がなく採用を見送っている。

《墓掘りの檻》のような守備的なカードを採用するのは気が引けるが、サクリファイスやアルカニストのことを考えると3枚確保しておいた方が良いというのが現在の見解だ。
これのおかげで対サクリファイスは五分位に持っていけているし、対アルカニストは何気に少し有利になっている。



次は主要なマッチアップの雑感だ。

スゥルタイ

通算の勝率は丁度五分位だ。
基本的に綺麗に回った方が勝つと言う印象だが、相手の除去が上手く噛み合うとこちらが負けてしまう。
火力は基本的に全部本体に打つので、ダメージ効率とマナ効率だけ考えて手札を順次叩き付け続け、ハゾレトが即走れるようにしておく。
最近は《肉儀場の叫び》が採用されてきており1ターン早く全体除去が飛ぶようになっているのでそこを意識しなければいけない。
そのため、ハゾレトがないときはクリーチャーの展開は渋ることが肯定されることもある。
また、さらに《長老ガーガロス》も採用されているものも多く、これが出るとほぼ負けるのでこれの前に相手を瀕死にさせる必要がある。

サイド後は《乱動する渦》でウーロのゲインを無効に出来るかどうかが重要になる。
除去を増してくるのでメインの時ほど瞬殺は狙えない。
なお、《大渦の脈動》があるので《乱動する渦》の重ね張りは注意が必要だ。

サイド
・out ショック4
・in 乱動する渦4

サクリファイス

基本的にあまり有利ではない。
特にメインは厳しいだろう。
猫釜のためハゾレトが有効ではなく、《波乱の悪魔》でこちらのクリーチャーが一掃されることもあるだろう。
唯一の救いは相手のクリーチャーのタフネスが最大3なので火力1枚で落とせる点だ。

サイド後はいくらか相性が改善される。
《墓掘りの檻》に加えて《削剥》も採用するので相手を機能不全にできる可能性は高い。
サイド後はハゾレトが頼りになる。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 墓掘りの檻3、削剥3、ゴブリンの鎖回し2
 ※ゴブリンの鎖回しは砕骨の巨人でもよい。大差ないので気分で良いと思う

ゴブリン

不思議と勝率は高く、殆ど負けたことがない。
クロックを展開しながら火力で相手のクリーチャーを一掃していくというこのデッキの戦法が丁度噛み合っているのかもしれない。
マクサスを早出しさせないようにマナ加速系のクリーチャーを除去しながら殴っていくと気が付くと勝っている。

サイド後は火力をさらに増やすのでこの傾向が増す。
《ゴブリンの鎖回し》が手札にあると《スカークの探鉱者》の除去をそこまで待ちたくなるが、《ショック》でさっさと除去した方が良いことも多い。
なお、このマッチアップでは墓掘りの檻は不要だと考えている。
そんなものを入れるくらいならさっさと倒しに行った方が良い。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、ゴブリンの鎖回し3、砕骨の巨人2

オーラ

対オーラはかなりギリギリの戦いになる。
火力がある分こちらが有利と思いがちだし、勝率ベースでも実際そうなのだが、タイミングを逃して向こうのクリーチャーにオーラが付き始めるとこちらが負ける。
そのため火力が手札にあるなら常にマナを浮かせて置かないといけない。

サイド後は火力をさらに増やして相手のクリーチャーの存在を許さないようにする。
そのため、ボーマットの急使については抜かなくても良いかもしれないが火力優先のため抜く。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、ゴブリンの鎖回し3、砕骨の巨人2

パラドックス

対パラドックは基本的にこちらが有利だ。
相手のシステムクリーチャーはほぼ焼けるので大体綺麗に相手のライフを削り切れる。
負けパターンは《領事の旗艦、スカイソブリン》なのでそこだけケアする。
また、墓地依存度が高いので墓掘りの檻で機能不全を狙う。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、墓掘りの檻3、砕骨の巨人2

ラクドスアルカニスト

実は割と有利だ。
向こうのシステムクリーチャーを焼き続けてこちらのクリーチャーで殴り続ければ相手のリソースが尽きて大体勝てる。
ただ、色々噛み合うとこちらが負けるのでそこは諦める。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、墓掘りの檻3、ゴブリンの鎖回し2

グルール

基本的に絶望的で、相手の回りが渋いことを祈るしかない。
キーカードは《損魂魔道士》で、これを生かして不利なリソース交換を避けられるかどうかが鍵になる。
サイド後も4点火力はないので引き続き《損魂魔道士》頼りだが、《ゴブリンの鎖回し》の先制攻撃も割と重要になる。
ハゾレトはもちろん大活躍だ。
《漁る軟泥》を放置すると取り返しがつかないことになるので、相手が安易に置いてきたら即焼く。

サイド
・out ボーマットの急使4、舞台照らし4
・in 削剥3、ゴブリンの鎖回し3、砕骨の巨人2



好きなデッキなのでつい長文を書いてしまった。
今後の課題としては、スゥルタイが採用し始めたガーガロスをどう対処していくかだ。
それこそ再び《実験の狂乱》の採用を検討しても良いのかもしれない。

現状ガーガロスが出るとまず勝てないので解決策が見出せないとこのデッキはまた凍結となってしまう。

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