先日ブラーバを購入したばかりですが、どうしてもルンバの方も気になり、こちらも購入してみました。
ブラーバについてはこちら↓
購入から数日ですが、今回はルンバを購入した経緯、感想やブラーバと併用しての感想を記載していきたいと思います。
ルンバ購入の経緯
お掃除ロボットはブラーバだけで十分、という気持ちはあったものの、本当でそれで大丈夫なのか、と不安に感じていたんですよね。
目指すは人間が掃除しなくて良い生活、それが実現できるのか。
先日のブログでも触れたとおり、ブラーバは段差が苦手ですし、クッションフロアを挟み込むなど、掃除中に人間の手による救出が必要になることがあります。
即ち、外出中は使用できないのです。
そうなった時にそのストレスに耐えられるのか?と考えた時、自分には無理だな、と思いました。
また、この時期(2021年5月下旬)は丁度ルンバe5が1万円引きのセール期間だったんですよね。
それもルンバ購入検討の後押しになりました。
人間が床掃除から解放される生活を目指した旅がここから始まります。
機種選び
買うと決まったら次は機種選びです。
我が家は63㎡程度の2LDK。
1部屋はウォールドアでリビングと連結していて、常時開放しているので実質巨大な1LDKです。
まず目に留まったのはセール期間中のe5でした。
セール値引きと、ポイントが1万円分程度溜まっていたので、それも使用すると3万円弱で購入できる。
安いですよね。
最も売れてるモデルらしいですし、ルンバの実力を見てみようじゃないかと、カートにイン。
決済まで済ませました。
しかしその1時間程度後、見なきゃいいのに色々動画を見ていると、e5の話ではなくて800シリーズだったと思いますが、ランダム走行の機種(800シリーズやe5を含む下位機種)は場所によっては掃除した日としなかった日がある、と言う話があったんですよね。
え!?となりまして、e5の注文は即キャンセルしました。
それだと今回の要件を満たしていないんです。
目指すは床掃除からの解放、掃除しない箇所がある時点でアウトでした。
e5、ワンルームとかなら絶対これだったんですが、今回は御縁が無かったという事で・・・。
改めて要件に合致する機種を検討したところ、型落ちも購入する気はなかったのでs9+、i7+、i7の3択になりました。
i3+、i3も近しい機能がありますが、もう1つ重要な要件で進入禁止エリアを設定できること、と言うのも考えていました。
うちは犬を飼っていておしっこシートを置いているのですが、そこを進入禁止エリアにしたかったんですよね。
そして、i3にはその機能はない。
という事でs9+、i7+、i7の3択ですが、どれが良いか。
我が家は週1で掃除機をかけても、掃除機のダストぼっくはそれほど埋まりません。という事は、ルンバのダスト容器の手入れも月1あるいはそれ以上のインターバルになることが予想でき、クリーンベースはオーバースペックだと感じました。
結果、i7に決定。
改めて注文、決済しました。
ただ、先に言うと、いくつかの理由によりs9+にしとけばよかったと少し後悔しました。
セットアップ
注文翌日にi7到着。早いですね。
早速セットアップです。
殆どのルンバはスマホから操作可能なのでそのセットアップですが、これが発狂レベルで上手くいきませんでした。
結局原因は分からなかったのですが、10回以上のリトライの結果成功した感じです。
これ、製品として結構ヤバいと思いますが、なんなんでしょうね・・・。
マップ作成
さて、一応セットアップが完了したのでマップの作成です。
i7以上の上位機種の目玉機能ですね。
何回か掃除をさせることでルンバが部屋の形状を覚えて記憶するようです。
我が家の場合は掃除2回でマップを作成できました。
ちなみにマップ作成時はあらゆる障害物をどかして行った方が良いです。
我が家は壁際に障害物を置いた状態でマップ作成してしまったので、壁のラインがおかしくなってしまいました。
手動修正はできなそうで、やるならマップ再作成になりそうだったので今の所放置していますが・・・。
マップを作成すると、いよいよ進入禁止エリアの設定です。
犬部屋及びおしっこシート置き場を進入禁止エリアとしておきます。
使用感
さて、事前準備が一通り終わっていよいよ本格運用開始。
まず音。
流石にうるさいですね。
でもまぁ、吸い込む音は良いんですよ。
そこらの掃除機よりは静かだと思います。
自分が気になったのは段差を降りた時の音ですね。
部屋と部屋の区切りってちょっとだけ高くなっているじゃないですか。
多分数ミリだと思うのですが、そこを乗り越えた時に派手にガタンと音がするんですよね。
クッションフロアを敷いている個所から敷いていない箇所に移動したときも同様で、その音が思いのほか大きくて結構気になります。
吸い込む音も含めて、窓を開けた状態で動かすと近所迷惑になってしまわないかちょっと心配する位の感じです。
窓を閉めていても集合住宅では夜間の使用はやめておくのが無難でしょう。
動きは弓状です。
ブラーバ390jの乾拭きモードと同じですね。
それがベースで、ちょっとインテリジェンスな要素が加わったイメージです。
時々同じところを掃除しだして大丈夫か!?と思いますが、基本的には良い動きをします。
清掃性能ですが、これは概ね期待通りかなと言う感じです。
床の固形物は大体吸い込んでくれますね。
これに関しては特に不満はありません。
ちなみにルンバの後にブラーバすると、僅かながらブラーバ側でも埃をキャッチしているので、ルンバですべて賄えるわけではないようです。
これもネット上で良く言われている通りでした。
他機種を持っていないので比較はできないですが、清掃漏れはないです。
一番心配していた所だったので、そこは安心しました。
スマホで実際掃除した個所を確認できるのですが、意外と良い機能ですね。
結構疑り深い方なので、結果がビジュアルで確認できるのは非常にありがたいです。
肝心の進入禁止エリアですが、これはちゃんと避けてました。
当たり前ですが、素晴らしいです。
掃除のたびにおしっこシートをどけて~とか面倒ですからね。
これが正しく動くだけでもi7にして良かったなと思いました。
掃除時間は63㎡位の我が家全体で40分前後でした。
今はまだ学習しながらやっている段階でしょうし、直近の結果は35分だったので、最終的に30分程度に落ち着くのかな?と言う気はします。
これもランダム走行の機種にはない恩恵ですよね。
近所のスーパーに行って帰ってきたらそれ位の時間になるので、外出時にルンバ起動、が主な使用タイミングになりそうです。
買ってよかったか
さて、i7は10万出す価値はあったのか。
このブログを見てくれる人はそこが結構気になっていると思うんですよ。
確かに10万の価値はあると思います。
ただ、今現在の自分の結論としては、s9+にしておけば良かった、です(笑)
それは何故かと言うと、クリーンベースは実際いらないですし、吸引力も40倍なんていらないのですが、ボディ形状をD型にしたことによるデュアルアクションブラシ幅の拡張及び隅の掃除に強くなったこと、と言う最も基本的な変更点ですね。
あと本体サイズがi7と比べて若干小型化しているのも良いところです。
ルンバ、初めて見た方は誰もが感じると思いますが、デカいんですよ。
特にブラーバ390jと比べると本当にデカい。
それが少しでも緩和されているのなら歓迎する変更点です。
検討時はクリーンベースと吸引力の差しか気にしてなかったので正直この辺は見落としてました。
やっぱり高いお金を出す以上は最高レベルの機能が欲しいですからね。
価格は倍近くしますが、i7を購入できる人間は大抵s9+を購入できる資金力もあるわけで、実際自分もそうなので、s9+にしとけばよかったかなぁとは思います。
コスパよりも最高スペック好きの人っていると思いますが(掃除機については自分もそう)、そういう人は何も考えずにs9+いっときましょう。
それが一番後悔がないです。
しかしi7がダメという事は全くないです。
全然仕事してくれてます。
100点満点で95点はしてくれていると思います。
最高スペック好き、完璧主義でなければi7で何も問題ないです。
我が家もi7を迎え入れた以上は使い倒して買い替えのタイミングになったらその時の最高性能機種にしようかなと思います。
ちなみに、下位機種にしとけばよかったとは全く思っていないです。
掃除時間35分もギリギリ許容範囲位の感覚なので、ランダム走行による非効率は多分耐えられなかったと思います。
あと、ちゃんと全部清掃したのか確認する術がないのもストレスになっていたと思います。
ブラーバと併用してみて
正直、ルンバがあればブラーバはいらない、逆も然り、と言うのは今でもそれ程変わらないです。
でもまぁ、ルンバはブラーバが取りづらい固形物も吸い込みますし、ブラーバはルンバ後に起動しても埃を取ります。
なので両方持っている分には両方使えばよいし、わざわざ片方処分する必要はないのかなと思いました。
あと、ブラーバはずっと乾拭きで使用していましたが、そろそろ水拭きしようかなと思い始めているので、その際はブラーバにやらせてみようかなと思っています。
水拭きは流石にルンバは出来ないですからね。
ちなみに両者の高さの違いにより、我が家はブラーバなら入れるがルンバは入れない、と言う場所が存在します。
それもあって、基本はルンバに任せようと思っていますが、ブラーバも一定ペースで動かすと思います。
もしこれからロボット掃除機を購入するなら
現在ロボット掃除機自体を持っていなくて何か1つ買いたいと言うことであれば、以下のような組み合わせがお勧めですし、自分がその立場ならそうすると思います。
1.ルンバs9+
2.ブラーバ390j+良さげなスティック型コードレス掃除機
ここでコードレス掃除機かい!?と思った方、いると思います。
人間が掃除をする上での難点の一つにコードの付け替えがあると思うんですよね。
部屋を跨ぐたびにコードを差し替えるの、結構手間ですよね。
自分もその手間はかなり面倒に感じる方です(ちなみに我が家の掃除機は安いスティック型コードあり掃除機)。
もしその手間がなければ、細かいところやソファー下などはブラーバにお任せで大まかなものはコードレス掃除機でさっと終わらせる。
掃除機かけは多分5分で終わるでしょう。
それ位なら許容範囲かなと思います。
家中歩き回るのもちょっとした運動になって良いかな、と言う気もしますし。
あと、なんだかんだ自分で掃除しないと綺麗になった気が良しない人、いるのではないでしょうか。
そんな人はどれだけお掃除ロボットが進化しても結局掃除機が必要なので、そういう人の安心感のために1台は通常の掃除機と言う選択も良いと思います。
ちなみに先に記載した通りワンルームならe5で良いと思いますし、自分もそうします。
1万円引きセール終わっちゃいましたけど。
もしくはブラーバ390jだけとかですね。
i7はお勧めじゃないんかい!?と言う声もあると思いますが、なんか微妙なポジションなんですよね。
i7とs9+の価格差9万は決して安くはないですが、10万のロボット掃除機買う人がケチる額ではないと思うんですよね。
i7買う時点でスペック重視の傾向があるわけで、その上でs9+を無視してi7は、選択としてはちょっと矛盾している面もある気がします。
ケチってi7買うのはお勧めしませんが、s9+とスペック比較して価格差の価値がないことなど納得の上でならi7と言う選択は全然ありだと思います。
繰り返しますが自分みたいにロボット掃除に完璧を求めている人間は最高スペック決め打ちで後悔する要素を減らすのがお勧めです。
コスパとか気にしてはいけません。
とにかく最高品質を追い求めるのです。
ちなみに自分は基本的には水拭き不要派ですが、水拭きもしたいのなら、s9+に加えてブラーバ390j、と言うのがお勧めです。
やはり市販のシートが使える、と言うのはかなりの強みだと思いますので、他のブラーバよりは390jが良いと思います。
あとがき
自分も購入前はある程度製品レビューを見たり動画を見たりしたんですが、どうにも内容がしっくりきにくいというか、なんかふわっとまとめていてあまり検討者の後押しが出来てるものが少なかったです。
なので今回のブログではなるべくふわっとさせずにどういうニーズにどういう機能が刺さるのかを多少は書いたつもりです。
まぁ、このブログは家電ブログではないので読まれることはほぼないと思いますが、参考になったという人が少しでもいたら嬉しいです。